2016年10月22日 更新

RZ-VOL52 チャンバーのグラスウール交換をしよう!

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VOL52 チャンバーのグラスウールを交換しよう!

さて今回のお題目は前回の予告通り

グラスウール交換をしてリフレッシュしよう!です。

RZにお乗りの方はチャンバーを社外品に交換されている方も多いとは思いますが、年月と共に気になってくるのが音量です。
私のRZも最初は乾いた静かでイイ音だったのが、月日が経つにつれて「バリバリバリ~」「ビチビチビチ~」「ブベ~」など不快な音質に変化してゆきます。RZの調子すら悪くなった気がしちゃいますね。

さて、なぜ年月が経ったチャンバーはうるさくなってくるのでしょう? それは2ストは特にですが、排気ガス自体や排気ガスに含まれる不燃焼のガソリン・2ストオイルなどがグラスウールに染み込んでしまい、グラスウールがベタベタになって吸音できなくなってしまう事が主な原因です。フジブロスの様に、焼きつきを恐れて濃い目のビビリセッティングにしてある車両は劣化が早いと言う事ですね・・・

いいぢゃないか~ビビリだって(笑) 焼き付くよりマシマシ!

しかし、サーキットで全開でしか走らないレーサーならいざ知らず、ストップ&ゴーの繰り返しである一般公道走行においては、いくらセッティングを煮詰めてもいたしかたの無い事かもしれませんね。

さて、実際の作業に取り掛かります。純正マフラーは分解してのグラスウール交換などは出来ませんので、今回はあくまでもサイレンサーを分解する事が出来る「社外チャンバー」向けのおハナシとなりますのでご了承ください。

まず、新品の消音グラスウールと言う物がどういった状態なのか見ておきましょう。コチラはフジブロスが長年愛用しているキジマさんのセラミックウールです。セラミック繊維が20%入る事でグラスウールよりも耐熱温度が200度高い商品です。

サイズは330mm×900mm 厚さ5mm
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この他にもグラスウールコーナーに色々なウールを揃えておりますっ

フジブロス号のサイレンサーのサイズは、外径65mm 長さ210mmといった所です。どのくらいのサイズが必要になるか?はサイレンサーの太さや長さによっても異なりますが、外径が65mmぐらいですとウールの厚みが5mmとしても巻き分は550mmぐらいは欲しいですね。

フジブロスはビンボー症なので、ちょっと面積が足りないのを承知の上で、このキジマさんのウールを4等分して2回交換分(2台分)として使っています。※1サイレンサーにつき長さ165mm×巻き450mmと言う事です。参考にしてください。
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では、サイレンサーを分解してゆきます。通常はリベットで組み立ててあるので、このリベットを壊さなければサイレンサーは分解できません。これがメンドクサイ!このリベットを壊してサイレンサーを分解し、改めて組み立てる為に準備する物はと言いますと

・グラスウール・・・必要分
・リベット・・・必要個数(少し余分に)
・リベッター(専用工具)
・電動ドリル 用意出来なければ強力ニッパーと腕力(指力?)

では作業開始します!

コレがリベットってヤツですね。
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今回は一番無難そうなサイズをチョイスしました。太さ約5ミリ、首下約11ミリ、傘幅10ミリぐらいです。
ちなみにキジマさんのリベットです。

フジブロス号はリベットをネジ化してしまっているので、ここからの記事の画像は一部サイレンサーの身代わりを使ってご紹介します。

まずはエンドピース側のリベットを壊してゆくのが一般的なのでココを攻めてゆきます。リベットの真ん中部分の穴より少しだけ太いぐらいの4~5ミリぐらいの刃を使いました。リベットの頭だけを取るのが目的なので慎重に頭を削ってゆきます。貫通させる必要はありません。貫通させてしまうと、サイレンサー本体のリベット穴を広げてしまって、カシめる事が出来なくなってしまいマス!
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成功すればリベットの頭だけがリング状にポロッツと取れます。
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リベットを全部外す事が出来たらエンドピースを取り外します。これで中が見えてきましたね~ たいがいのメーカーのサイレンサーはこんな構造をしています(フジブロス号のサイレンサーはちょっと古いSPタダオさんのサイレンサーです)
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ちなみに、当時ものとして有名な「ユーゾーチャンバー」に関しては構造がチト違います。フジブロスも以前はユーゾーでしたが、サイレンサーの全てのリベットを壊した上で筒状のサイレンサーパイプを丸ごと外さなければウール交換が出来ませんでした(図を参照!)サイレンサーがヘコんでいると抜けなくて非常に苦労します。
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さて、次に芯となっているパンチングパイプと一緒に古くなったウールを引っ張り出します。巻いてあったウールは、今やこんな状況です。
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オエップ!!かなりの状態デス・・排気ガスとガソリンとオイルが混じったカーボン臭がプンプンです。
これで走行距離にして6~7,000キロぐらいですが、フジブロスは途中で何度かウールを干したりひっくり返したり(マジか!)しているので、実際には3~4,000キロで音量が大きくなってきます。私は普段エンジン保護の為にも回転数も上げずチンタラ走っているので(笑)余計に汚れるのが早いのかもしれません。

なので、良い状態をキープするならベストな交換目安としては
オイル交換時に一緒に!ですかね。

さて、さっさとウールを交換して終わらせたい所ですが、その前にやる事があります。せっかくバラしたのですからベストを尽くしましょう!
まず、芯となっているパンチングパイプの清掃です。非常に手間ですが、フジブロスはこの穴の1個1個を細いドライバーの先っちょで掃除してゆきます。
穴が詰まってる=穴が小さい=ウールが吸音できる面積が減る=音もデカくなる と言う事です。
オリャー! ブスブスブス!
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パンチングパイプの中もブラシなどを突っ込んで、出来る限りカーボンを落とします。
ついでにチャンバー出口内部も、パーツクリーナーやドライバー・ワイヤーブラシを駆使して掃除しておきましょう!
オリャー! ガシガシガシ!
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満足ゆくまで掃除をしたら、やっとウールを巻いてゆきます。私の場合は貧乏スペシャルなので、ちょっと寸法が足りませんがこれでもOKです。巻き終わったら元通りにサイレンサーの中に戻してあげましょう!
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最後に新しいリベットを打ってあげます。リベットを打つには専用工具のリベッターが必要です。
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まずはリベットをサイレンサーのリベット穴に挿入して~
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次にリベッターをセットして~(丸い所がサイレンサー断面だと思って下さい!)
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リベッターを少しずつニギニギして~ おっサイレンサー内部では先端が膨らんできています。
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真ん中の針金がボキッと折れた所でリベッティング完了! リベット1個につき、3~5ニギぐらいでしょうか。
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リベッティング完了!コレを穴の数だけ繰り返します(苦!)サイレンサーの中でリベットの首下部分が膨らむ事でカシめられています。
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こんな感じ!

そして最後は排気モレと雨水の侵入を防止する為に、合わせ部分に液体ガスケットをすり込みます。これで完成!
はみ出した分は固まる前に拭き取って、一晩液体ガスケットが固まるのを待ってから乗ってみましょう。
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マジ静か!!

しかもRZの調子すら良くなった気がする!いや、絶対に速い!(プラシーボ効果てき面♪)下品な音も解消して2ストらしい軽い排気音に変わりました♪ みなさんもグラスウールを交換して、ジェントルマンなRZ乗りになりましょー!

ちなみにフジブロス号は過去ブログにて紹介しておりますが、このリベットをすべてネジ留め式に改造しておりますのでウール交換は非常にラクチンです。良かったら参考にしてください!

後はおトクなセール品のご紹介デス♪
ただいま、ナップスでは店頭在庫品に限りますが、XAM製スプロケットが定価大変お買い得です!
なんと定価から35%OFFにて販売中!

例えば・・・
●RZ250/350(4L3/4U0)用 520コンバートフロントスプロケット
こちらは定価3,000円(税抜)の35%OFFで1,950円(税抜)
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●RZ250R/350R/RR用 フロントスプロケット
こちらも定価3,000円(税抜)の35%OFFで1,950円(税抜)
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これも忘れずに一緒に買っておきましょう!
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今回はコレでお・し・ま・い!
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※記事内の価格表記は、執筆当時の価格となります事をご了承ください

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