2018年4月25日 更新

運転中は道を歩く子どもに要注意!

ライダーであれば、絶対に避けたいのが人身事故です。人身事故は当事者の尊い命や健康が奪われることもある、被害者にとっても加害者にとっても最悪の事態。ツーリングの機会が増えるこの季節こそ、いっそう人身事故に気をつける必要があります。今回は、人身事故の中でも特に「子どもが被害者になる事故」に関する注意点をご紹介します。

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この時期は特に「子ども」に注意!

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厳しい冬が終わり、待ちに待った行楽シーズンが訪れました。春の陽気に誘われ、気分よくツーリングに出かける方も多いでしょう。しかし、ツーリングの機会が増えるということは、事故を引き起こす可能性が高まるということでもあります。

特に注意したいのは、道を歩く子どもたち。4月に小学校に入学したばかりで、通学のため初めてひとりで公道を歩くような子どもがたくさんいるこの時期は、普段以上に気を引き締めて運転する必要があるのです。

子どもは「動く赤信号」!?

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元気な子どもたちは、たとえ道路上であっても絶えず動き回っています。そのため、とんでもないタイミングで車道に飛び出すなど、予測不能な動きをすることもしばしば。特に道路の反対側に親や友達がいるとき、子ども同士で遊んでいるときなどは、安全確認をしないまま突発的に道路に飛び出す場合も見られます。

また、たとえ親と一緒に歩いていても、しっかりと手をつないでいないときは要注意。保護者と一緒にいるという安心感から周囲への注意が欠け、ふらふらと車道に出てきてしまうことがあるためです。

さらに、子どもたちは距離感覚が未成熟で、距離を大人の1.6~1.7倍以上に感じているという研究結果も。そのため、車やバイクが間近に迫っている状況でも、道路を横断しようとすることがあります。ライダーの「まさか渡ろうとはしないだろう」という判断が、子どもには通用しない可能性が高いのです。

そんな子どもたちは、ドライバー、ライダーにとってまさに「動く赤信号」のような存在。子どもが歩いているとき、子どもが現れそうな場所を通るときはいつも以上に運転に気を配らなければなりません。

事故が起こりやすいシチュエーション

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子どもが被害者となる事故が起こりやすいシチュエーションには、以下のようなものがあります。しっかり頭に入れ、普段のツーリングの際に意識するようにしましょう。

横断中

子どもに多いのが、道路を横断しているときの事故です。信号機や横断歩道のない場所では、よりいっそう事故が起こりやすくなります。

子どもは安全確認をせず急に道路に飛び出したり、距離感を掴めないまま無理な横断をしたりするもの。前方に子どもを見かけたときは、たとえ親と一緒であってもスピードを落とし、接近時は徐行していつでも停止できるようにしておきましょう。

交差点の右左折時

車やバイクが交差点を曲がる際に、子どもを巻き込んでしまう事故も後を絶ちません。実際にあったのが、横断歩道に向けて走っていた子どもを見て「自分の方が先に行けるだろう」と判断し、追い越して左折したところ、飛び出してきた子どもを巻き込んでしまったというケース。

子どもは急に止まることが苦手なため、車やバイクが来ているとわかっていても止まりきれないことがあります。「急には止まれない」という可能性を考慮して子どもの動きに注意するとともに、右左折時には徐行すること、横断歩道の手前では必ず停止して子どもを先に横断させることを徹底しましょう。

駐車車両がある道路の走行時

道路上に駐車車両があり、その陰から子どもが飛び出してきて事故が発生するというパターン。駐車車両など死角をつくるものがある場合は、その陰に子どもがいる可能性を考慮し、あらかじめスピードを十分落としておきましょう。

心がけ次第で事故のリスクを下げることは可能

どんなに気を付けて運転していても、事故が起こってしまうことはあります。しかし、子どもの行動パターンや事故が起こりやすい状況をしっかり意識していれば、事故のリスクを大きく減少させることは可能。運転中は今回ご紹介したことを常に意識し、事故のリスクを最小限に留めましょう。
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