2018年4月25日 更新

過労運転のリスクについて知っておこう

バイクに乗る際は、「飲酒運転」や「ながら運転」など、絶対にしてはいけない運転がいくつかあります。今回ご紹介する「過労運転」も、そんな絶対にしてはいけない運転の一つです。ほかに比べると知名度の低い過労運転ですが、そのリスクはかなりのもの。では、いったいどのようなリスクがあるのでしょうか。

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過労運転とは?

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過労運転とは、バイクや車の運転手が、過労でまともな状況判断ができない状態で運転する行為を指します。飲酒運転などと違い、過労運転は何をもって過労と判断するかが難しいのが特徴です。

一般的に、「判断力を鈍らせるほどの眠気」「注意力・判断力の低下」「多大な疲労感」などの症状が出ている場合は過労の予兆とされ、この状態で事故を起こすと過労運転とみなされるケースが多いです。

また、過労運転と認定される一つの基準として、仕事で運転を行っている場合、1カ月の拘束時間が293時間を超えると過労運転になります。ここでいう拘束時間は手持ち時間、休憩時間なども含むものです。たとえ運転が仕事ではなかったとしても、上記のような勤務状態で事故を起こすと過労運転になる場合があります。

過労運転による罰則

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道路交通法第66条において「何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。」と定められており、過労運転は禁止されています。

違反した場合、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」という重い罰則が科せられるのは免れません。また、違反点数は一気に25点が加点されるため、免許取り消しとなってしまうでしょう。

過労運転を防ぐためには……

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過労運転を防ぐためには、飲酒運転などと同様に自身の状態をきちんと認識しておく必要があります。「最低でも6時間は睡眠をとる」「ストレスがたまっていると感じたら適度に発散」をしっかり心がけるようにしましょう。

仕事上どうしても過労状態になってしまう場合は、一度上司などとじっくり話し合い、労働環境を改善する必要があります。もしもいくら話し合ってもらちが明かない、いわゆるブラック企業の場合は、速やかな転職を考えましょう。

過労状態を避け、安全な運転を!

過労運転によって事故を起こせば、もう楽しいバイク生活に戻ることはできません。いつまでもバイクに乗り安全な運転を続けるため、過労状態にならないようしっかりと自身の体調を把握しておくようにしてください。
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