2018年11月19日 更新

目が原因で起こる現象を把握し、事故を未然に防ごう!

長い時間運転をしていると、目の渇きや疲れのせいで危険を見落としやすくなりますよね。目が疲れていなくても、トンネルに入った瞬間や出た直後は周囲の明るさが急に変わることで前方を走る車が見えなくなってしまうことも。運転時に起こりがちな目の錯覚を知り、危険を早めに察知しましょう!

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トンネルの前後は「溶け込み現象」「蒸発現象」に注意!

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日差しの強い日中に暗いトンネルに入るときや、日没直後のツーリングでは、黒色系の車が周囲の暗さと同化する「溶け込み現象」に注意しましょう。溶け込み現象が起こると、前方の車を認識するのが遅れ、追突事故が起きやすくなります。暗くなったら早めにライトを点灯する、トンネルに入る前には前方の車と車間距離をとっておくことで事故を予防しましょう。

逆に、急に明るい場所に出たときに白やシルバーの車が見えにくくなる「蒸発現象」にも注意が必要です。この現象はホワイトホール現象とも呼ばれ、溶け込み現象と同様、追突事故の原因となります。トンネルを出る際はスピードを落として、明るさに徐々に目をならすといいでしょう。

見通しのいい交差点では「コリジョンコース現象」に注意!

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直角に交わる見通しのよい交差点で、対向車が同じ速度・角度で近づいてくると、相手の車があたかも動いていないように錯覚することを「コリジョンコース現象」といいます。対向車が接近しているのにも関わらず、まだ距離が十分にあると油断して右折をすると、直進してきた対向車と衝突する危険があります。

見通しのいい場所でも、対向車のスピードによって距離感を正しく認知できない場合があるので、交差点の前ではどんなときでも十分にスピードを落とし、安全を確認してから曲がりましょう。

危険にみるみる近づいてしまう「視覚吸引作用」に注意!

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運転中に大型のトラックや事故現場に遭遇すると、「危ない」と認識すると同時に、視線がくぎ付けになってしまいます。ある対象をじっと見ていると、自分の意思と関係なく視線の先の対象に近づいてしまう「視覚吸引作用」が働き、小さな判断ミスでも大きな事故につながりやすくなるでしょう。

周囲の車や障害物と安全な距離をとるためには、意識的に興味の対象から目を離し、周囲を広く見ることが大切です。どんなに大きなトラックでも、自分が車線内にしっかり収まり、車間距離を保っていれば接触することはありません。危険を感じたときほど、周りに視線を散らして冷静に運転しましょう。

長時間のツーリングではときどき目を休めよう!

感覚を信じて運転するだけでは、錯覚に気づかず事故の原因を作ってしまうかもしれません。トンネルの前後や交差点、事故現場の近くでは、目の錯覚が生まれやすいことを考慮して安全運転を心がけましょう。目が疲れは危険を見過す原因にもなるので、目のかすみや渇きを感じたらバイクを停めて、目を休めることもお忘れなく……。
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